住まい手の声

木と素材と暮らす、家族と共に育つ家

木と素材と暮らす、家族と共に育つ家

長岡市の越路エリアにのびのびと広い土地を選択され、家づくりを進められたW様。
完成したのは、濃色のガルバリウムに板張りや左官壁を合わせた陰影ある外観が印象的なお住まい。室内も素材の表情が豊かな、ゆとりある造りとなっています。壁付加断熱を施工した高断熱の仕様に床下エアコンでの暖房計画、敷地を活かした広い車庫や庭と、性能や外構も充実したお住まいとなりました。
お引き渡しから一冬を超えたあたたかな春の日、取材に伺い、お話を聞かせていただきました。

木と素材と暮らす、家族と共に育つ家
家づくりのきっかけや、土地選びの経緯をお聞かせいただけますか。

ご夫婦: 時期としては上の子の小学校への入学に合わせて、家づくりを具体的に考え始めました。
 土地は当初インターネット等を通じて探していたものの、なかなか良い所がなく迷っていました。そんな折に希望のエリアだったこの辺りを通り掛かる機会があり、偶然にもこの土地を見かけたんです。その時点では売土地なのかもまだ曖昧だったのですが、問い合わせてみるとまさにこれから売りに出るタイミングだということが分かり、土地の決定に至りました。

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土地とは巡り合わせのような出会いだったのですね。その後弊社にお話をいただいたのはどのような経緯だったのでしょうか。

ご夫婦: 家については、はじめは大手メーカーに相談していたのですが、土地の広さに合わせた家を要望すると大手ではどうしてもコストの面で割高に感じられました。
 選択肢を広げて考え始めた頃に小出建設さんのモデルハウスを訪れ、その時に感じた木の雰囲気がとても気に入って、お願いしようと決めました。話を伺っていた中で、率直な意見を聞かせてくれる、隠し事のない正直さを感じたこともお任せしようと思った理由の一つです。

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家づくりにあたりご要望されたのはどのようなことでしたか。またそれが叶った住まいになったでしょうか。

ご主人: 流行に左右されず、長く住み続けられる家にしたいという思いがありました。白を多用した現代的な家よりも、木や素材を感じられるシックな雰囲気の家を思い描いていたのですが、実際に完成した家もそういった雰囲気のある、長く使っていきたいと思えるものになり嬉しく思っています。
 また、図書館のような書斎を、ということも私の希望でした。本を読むだけでなく集めることも好きで、本や趣味のものに囲まれる空間が欲しいと思っていました。

奥様: 縁側やテラスを設けたいというのが要望の一つでした。
 家族の集まるLDKについては、キッチンに立つ時も一人にならず家族との時間を共有したいという思いでした。その上で散らかりがちな場所はほどよく隠し、生活感の出すぎないLDKを希望していたのですが、まさにその通りの空間になったと思います。

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ご夫婦: 雪の多い地域のため車庫は必ず作りたいと考えていましたが、外構や車庫についても、私達の希望や予算を踏まえ家と共に提案していただけたこともとてもよかったです。
 家と統一感ある外観に仕上がった車庫も気に入っていますし、外構についても、和室前の庭に祖父の住まいから石を移設しそれに合う松を植えたり、芝生のスペースを作ったりと、思いを叶えることができました。

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家づくりの過程で、スタッフの対応について感じたことはありますか。

ご夫婦: 当初からあった隠し事がなく正直な印象を、家づくりを進める中でもやはり感じていました。
 普通ならより価格の高い仕様を勧められるような場面で反対にコストを上げない提案をいただくなど、プラン作成から始まり施工中も、担当の方にはとてもお世話になりました。

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断熱や耐震といった性能も重視したお住まいですが、冬を過ごされて住み心地はいかがでしょうか。もし差支えなければ、床下エアコンでの光熱費の面についてもお聞かせいただけますか。

奥様: 冬は本当に暖かく、家の概念が変わったと言っても大袈裟でないほどです。
 例えば両親の家ではストーブの点いている部屋から出ると他が寒いことは当たり前でしたが、この家では普段過ごすLDKから出ても家全体がちょうどよい温度で暖かい。温度差がなく負担が少ないためか、体が楽になり心地よく感じます。

ご夫婦: 光熱費については、エアコンで暖房全てをまかなう暮らしが初めてですし、以前住んでいたアパートとは広さも全く違うため、一概に高い安いの判断は出来ませんが、家全体が一台のエアコンで暖まりこの快適さなら決して高くないとこの冬に思いました。

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住まいの中で特にお気に入りの場所はありますか。またここでの普段の暮らしをどんな風に楽しんでいますか。

ご夫婦: お気に入りの場所となると選ぶことが難しいのですが…やはりいつも過ごしているLDKでしょうか。子供達は各々の部屋があることを喜んでいる様子ですが、まだ小さく一人で子供部屋で過ごすというよりも、リビングのソファで遊んだり、ダイニング脇のデスクで宿題をしたり。いつも家族皆でこのLDKで過ごしています。

ご主人: 実は私は仕事の都合で少し遅れての引っ越しとなり、ようやくこの家に落ち着いたところです。
庭の手入れをしたいな、夏には芝生にプールを出して遊ぼう、大きい画面で映画を楽しむのもいいな、とこれからの暮らしを楽しみに考えているところです。

奥様: 先日夫が庭に出て草取りをしている姿を見て、ふと、ああ何だかいいなあという思いが込み上げました。そんな何気ない場面にも嬉しさを感じています。

ご主人: これから四季を過ごす中で、夏はここが心地よいとか、他の季節はこちらがいいとか、そんな場所がきっと見つかっていくのだと思います。暮らし始めて気づいたのですが、この家からは花火も見えるんですよ。夏はベランダから花火を見ようと楽しみに話しています。

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◆取材を終えて

 ご家族皆さまに撮影にご協力いただき、和やかに進んだ取材の時間。
 リビングのゆったりと大きなソファに二人のお子さんがすっぽり座っている姿はいかにも心地よさそう。伺うと、ソファやチェアなどの家具も長く使えるものを、という思いで選ばれたそうです。
 素材や木の質感、また手を入れながら家も物も長く使うことを大切に思っておられるW 様のお話を伺いながら、私達の家づくりへの思いもまた新たになるような時間でした。
 W様と家づくりをさせていただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。取材にご協力いただき、誠にありがとうございました!