住まい手の声
隔てなくつながる、家族の家
見附市の利便性のよい街中に土地を選ばれたH様。当初はご主人が海外にお住まいだったため、オンラインでのお打合せもしながら家づくりの計画を進めました。
完成したのは、隔ての少ないオープンな空間の中、大きな吹抜けからの光が家の隅々まで届く、明るく気持ちのよい住まいです。
LDK内に階段を設けてスペースを効率的に活かした間取や、フラットで視線の抜けるキッチン、壁一面に立つ本棚も特徴的で、内部は大きな広がりを感じる空間となっています。
青空の広がる夏の日、取材にご協力いただき家づくりを振り返ってお話を伺いました。
家づくりを始められたきっかけや、土地探しの経緯について お聞かせいただけますか。
ご主人: 以前は長岡で暮らしていたのですが、仕事の都合で海外への赴任が決まり、この家を建てる前は長く海外で暮らしていました。赴任するにあたりあらかじめ任期が決まっていたため、いずれ帰国したら家族で住む家を持ちたいと考えていました。
土地については、見附は妻の出身地なのですが、町の大きさがほどよく子供にやさしい町であるところが好きですし、仕事先へのアクセスも良いため、探すなら見附でと当初から決めていました。
様々な会社がある中で弊社に家づくりをお任せいただいたのはどのような経緯だったのでしょうか。
奥様: 子供達と一緒に私が一足先に日本へ帰国することになり、それから家のことを具体的に考え始めました。
はじめは中古住宅も選択肢と考え実際に話を聞きに行ったりもしていたのですが、中古ですとやはり全てが自分達の思い通りの物件はなく、結局リフォームも必要になることを考えると決め手には欠けていました。
そんな頃、家づくりの参考になるかと市内に近年できた分譲地を何気なく歩いていて、いい雰囲気のお家だなと惹かれた家の前に「モデルハウス」の看板を見つけたんです。それが小出建設さんを知ったきっかけでした。
ご主人: その後私が一時帰国した際、一緒にモデルハウスを見せていただくことにし、見附・長岡と二棟に続けて伺いました。
その時すぐに「ビビッときた」という印象です。新しさもあるけれどどこか懐かしい感じもする、現代的すぎず自然で落ち着いた家の雰囲気をとても気に入って、お願いするならここにしたいと思いました。
ご夫婦: さらに話を伺っていると、土地についても見附市内のまさに私達が探していたエリアに小出建設さんの新しい分譲地ができるということ。そこからは早速土地を予約し、他を検討することなく住宅会社の決定に至りました。
あらためて伺うと、弊社にお話をいただいたのは巡り合わせのような経緯だったのですね。その後実際の家づくりにあたりご要望されたのはどんなことでしたか。またそれが叶った家になったでしょうか。
ご夫婦: 家族に必要な部屋の数や、明るい家にしたいこと、収納を確保することなど現実的に大切な要望はお伝えし、その他はとにかくモデルハウスを気に入っていたため「長岡のモデルのような家に」とリクエストし、お任せした部分も大きかったです。
そうは言っても実際は敷地も家の間取もモデルハウスとは異なる訳ですが、実際に完成したこの家も、オープンなキッチンや本棚、全体の素材感や木の雰囲気などからそのイメージをしっかりと感じられる家になっています。
その上で土地の特徴を活かした明るい吹抜けや、設備面の充実など、私達なりの要望も形にし、この土地と私達家族にぴったりの家が叶ったと嬉しく感じています。
モデルハウスを見学した際、冬の床下エアコンの暖かさ・快適さも印象に残っていたため、これも家づくりにあたり取り入れたいと要望し、実現した点です。
家づくりが進み、その過程で感じたことはありますか。
奥様: 帰国後一時的に私の実家に住まいを移していたのですが、比較的ここに近かったこともあり、毎日のように家を見に来ては、家族みんなで完成を楽しみにしていました。
また見学会があるといつも伺ってそれぞれのお家を参考に見せてもらっていたのですが、そんな過程も楽しく感じていました。自分達の家が完成し、見学会へ行くこともなくなると思うと少しさみしく感じるほどです(笑)
これからの暮らしで楽しみにしていることなど、お住まいが完成しての思いをお聞かせいただけますか。
ご主人: 海外での生活からこれまで移動も多かったため、まずはこの家に住むことそのものが今とても楽しみです。ようやく家族でゆっくり落ち着ける場所ができたという思いで、本当に嬉しく思っています。
奥様: 実は家づくりが具体化してきた時期と新型コロナウィルスの感染が拡大し始めた時期がちょうど重なってしまったのですが、その当時夫がまだ海外に残っていたこともあり、不安な状況が続いた期間がありました。そんな時期を経て、今こうして自分達の家が完成を迎えたことをとても嬉しく、感慨深く思っています。
ご夫婦: 娘とは部屋の家具のコーディネートをどうしようかと相談したり、息子とはいつもお家に遊びに行っているお友達を今度は家に呼ぶ楽しみが出来るねと話したり、子供達も新しい家やそれぞれの部屋が出来ることをとても楽しみにしています。
◆取材を終えて
お二人のお子様も一緒に、ご家族皆様からお話をお聞かせいただき、和やかに進んだ取材の時間。
「帰ってきた時に家族と顔を合わせず部屋へ行けてしまうような家ではない方がいいと思っていました」とお話しくださったH様。その言葉通りオープンな空間の中に居場所がたくさんある住まいの中で、ご家族が仲良く会話される様子がとても印象的でした。
H様と一緒に家づくりをさせていただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。取材にご協力いただき、誠にありがとうございました!