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打ち合わせの様子

2025年10月9日(木)

新築プランのプレゼン ~内観パース~

敷地が決まり、間取りなど希望内容をお聞きした後に、新築プランの作成に入ります。

ご提案時にはお客様の「ワクワク感」が最も高まる瞬間かもしれません。

特に暮らしの中心となるLDKは、心地よい空間に仕上げるため工夫を凝らします。室内の開放性であったり、収納の造作であったり、スムーズな動線であったりと様々な要素が混在します。それぞれのバランスを取りながら「答えらしきもの」を導き出す作業になり、住まいの個性や特徴が現れます。

初回プランのご提案時から間取り図を確認する「平面プラン」と、空間を捉える「内観パース」をご案内します。天井高さや階段の仕様など立体的なイメージが膨らみます。割と細やかなディテールまで落とし込み、設計の意図をお客様と共有します。そこからまた、ご要望に合わせた修正や全く別の可能性など検討していきます。それらを繰り返し建物の骨格が定まっていきます。

ほぼ建物完成時の写真と同等の仕上がりです。改めて見るとその正確性がよくわかります。

竣工撮影時の多くは広角レンズを用いますが、その画角にあわせてご提案しています。あまり現実と差異がでないよう、イメージ先行にならないよう注意してご案内します。

これらは動画でご提案しますので、歩いて回るように空間イメージが膨らみます。また、内装仕上げなど詳細の検討時にカラーや木の色味などの参考にもなりますね。

次回は模型についても触れていきたいと思います。

/kaoru