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現場レポート

2021年7月14日(水)

長岡市K様邸 現場レポート

現在長岡市でK様邸の工事が進行中です。

K様邸は壁の付加断熱、樹脂トリプルサッシを採用し、HEAT20 G2を上回る高断熱仕様。耐震面でも耐震等級3を確保し性能に力を入れたお住まいです。

基礎工事が始まったのは5月。基礎はベース、立ち上がり一体打ちでのベタ基礎での計画です。

6月半ば、建方の日を迎えました。この日に向け基礎の上に土台を敷き準備を整えたところに、2日間で建物の形が立ち上がっていきます。

建方2日目、無事上棟を迎え、夕方には外周の耐力面材の施工まで進みました。

上棟後は出来るだけ早い段階で建物に雨や風が吹き込まないようにする必要があるため、まず建物外周の工事が進んでいきます。

壁付加断熱の張り付けが始まり、屋根にはルーフィングが施工されました。ルーフィングは屋根材の下に施工する建材で、通常表からは見えませんが防水の役割を果たすとても重要なもの。耐久性のある改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)を標準として使用しています。

壁の付加断熱の完了後、透湿防水シートを全体に張ります。シートは透湿・防水に加え遮熱性能も備えたものを使用、規定の重ね代を守って確実に施工します。写真はその後、外壁内部の通気を確保する通気胴縁を施工しているところです。

サッシが設置され、南側の軒も完成し、外観の形がいよいよ見えてきました。

続いて基礎内部の断熱施工です。基礎断熱は基礎コンクリートの高さまでだけでなく、壁断熱~基礎断熱の間に熱橋となる箇所が出来ないよう、土台上端まで断熱材を張り上げます。大引部分の切り欠きが必要となるためやや施工に手間がかかりますが、確実に断熱性能が発揮されることを重視しています。

基礎断熱の施工後、床下地の合板が設置され、建物内部の木工事へと移っていきます。壁・天井の充填断熱(セルロースファイバーの吹込み)に向け、外周壁への胴縁の施工、天井の製作などが現在進行中。

断熱や防水の施工は表からは見えにくい部分ですが、現場では一つ一つ着実に工事が進んでいます。

/hasegawa