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現場レポート

2023年11月9日(木)

現場より ― 長岡市S様邸

長岡市にてS様邸の工事が順調に進んでおります。

こちらは9月初旬に行われた建方の一日目。

建方の後は家の外周りから。外張断熱材の施工が続きます。

外張断熱には、材料間に木桟などを入れずに施工可能で熱橋(断熱材が途切れて熱が伝わりやすくなる箇所)が出来にくい、ボード状の断熱材を使用しております。

住宅の断熱性能への関心は益々高まっており、施工させていただくお住まいも壁充填断熱+外張断熱の二重断熱にトリプルサッシを組み合わせ、UA値0.2台の事例がとても多くなってまいりました。

S様邸もUA値0.28の高断熱での施工です。

建方から約1カ月後、この頃になると壁への充填断熱や気密シートの施工が進んでいます。

充填断熱はセルローズファイバー。専門の技術者が吹込みで施工するため、筋交い等のある壁にも隙間なく吹き込み出来て、吸音性にも優れた断熱材です。

室内は無垢乱尺張りの床、天井の下地となるボード張りなどが徐々に進んで、空間の形が少しずつ見えてきました。

手前側の床が張られていない部分は、リビング兼ダイニングとして床座でくつろぐ畳スペースに。S様邸はリビングとダイニングを分けないことでLDKを比較的コンパクトに配置し、その分、書庫兼ピアノの専用スペースを設ける計画。

畳スペースの上は吹き抜けとなります。

先日階段も出来上がり、室内のイメージが膨らむ様子になってまいりました。

今後も進行が楽しみです!

hasegawa