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上野住宅建材モデルハウス「R2000+」見学レポート

見附市今町にある上野住宅建材へ、モデルハウス見学に訪問させていただきました。

 

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上野住宅建材様は、日本国内ではまだ少ない木製高断熱サッシを中心に、欧米の高性能かつデザイン性の高い建具や建材を取り扱っておられる会社です。

 

今回訪問したモデルハウスの竣工は、もともとは今から29年前の1989年。

1985年にカナダ政府より「R-2000」として日本へ紹介された、当時最先端の高気密・高断熱の技術を取り入れて作られた建物でした。

 

それから20年以上の時を経て、断熱や気密に重要な役割を果たす窓周り等に傷みが見られるようになっていたため、2011年、改修プロジェクトをスタート。

窓の取り換え、気密・断熱の強化、基礎の付加等の改修を経て、2012年に「R2000+」として先進的な性能を備えたモデルハウスへと生まれ変わりました。

 

この改修プロジェクトでは、自然素材を使った高気密・高断熱の住宅に新潟県内で長年取り組まれてきた、オーブルデザインの浅間英樹さんが設計に携わっておられます。

 

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木の趣と直線的な屋根が印象に残る外観。

30年近く前にデザインされた家ですが、落ち着きと共にモダンさも感じます。

 

レッドシダーの外壁は、改修時に張り替えた部分も多いそうですが、一部は建設当初のものを再利用。

雨や雪、夏の暑さを何度も超えてなお強さを保つ木の耐久性に、あらためて感心します。

 

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1階は、玄関とそれに続くホール、広々としたLDK、水周りと主寝室を31坪に配した間取り。

 

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リビングダイニングは、矢羽模様が美しい床に、木の壁で仕上げた吹き抜けのある空間。

 

キャッチ

 

ウッドデッキに面した大きな掃き出し窓があり、とても開放感があります。

 

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ちなみに掃き出し窓は、アメリカAndersen社の木製サッシ。

さまざまなメーカー、形状の高性能な木製窓を実際に見て体感できるショールームとしての機能も、もちろん備えたモデルハウスです。

 

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キッチン内、冷蔵庫の脇に洗濯機スペースを取ったレイアウトは、欧米のスタイルを取り入れてのことでしょうか。

 

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浴室にも木がふんだんに使われています。

 

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三層パネル(木を交互の方向に三層重ねることで形状に安定性を持たせたパネル)を、扉やカウンターの造作に利用した洗面室。

木口を斜めにカットした断面を鏡の枠やカウンター端の意匠として見せており、面白く印象的です。

 

 

17坪の2階には、英国調と北欧調、対照的な内装で仕上げられた洋室が2室。

 

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こちらは2室のうち北欧調の部屋。

華やかな壁紙と明るい木の色で、楽しく気持ちのよい空間となっています。

 

 

 

実は私たちも、このように性能もデザインも優れたモデルハウスが見附市内の身近なところにあるとは、これまで知らずにおりました。

 

時を経たものを生かしながら今の時代に合うように直し、使い続けてゆく。

そういうことについてあらためて考えさせられた今回の訪問でした。

 

 

こちらのモデルハウスでは、家の性能を実際に体験していただくための宿泊体験も受け付けておられるそうです。

ご興味のある方はぜひ一度、訪れてみてくださいね。

 

 

【ハウスデータ】

木造2階建て 枠組み壁工法(2×4工法)、布基礎

1階床面積: 31.1坪(102.72㎡)

2階床面積: 17.1坪(48.3㎡)

延床面積:  48.3坪(159.276㎡)

 

□断熱・気密

天井・屋根 グラスウール吹き込み 235mm(既存)

床 グラスウール吹き込み 235mm(既存)

壁 グラスウール吹き込み 85mm(既存)+木製断熱ウッドファイバー 140mm(改修時付加)

窓 すべて木製Low-eトリプルガラス

玄関ドア スウェーデン製 高断熱木製ドア

 

Q値=熱損失係数 0.83W/㎡・K

C値=相当隙間面積 0.7㎠/㎡

 

 

/hasegawa

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